こんなお悩みありませんか?
「顧問の先生に部活ノートを書けと言われたけど、何を書いていいかわからない・・・」
「毎回部活ノートに書くのに時間がかかって大変だ・・・」
部活、特に運動部に所属していると先生に部活ノートを書くように言われることが多いと思います!
しかし、慣れないうちはそもそも何を書いていいかわからず、時間がかかってしまいますよね。
また「先生から部活ノートを書くように言われたけど、実はなぜ書くべきかわからない」という方も少なくないでしょう。
そこで今回は部活ノートを書く上での「目的」・「内容」・「意識するポイント」をわかりやすく紹介します!
今回紹介するのは、私たちが100校以上の中学・高校の部活動部員に実際に記入していただいた内容をもとにまとめたものです!
これを読めばきっと明日から満足のいく部活ノートが書けるはず!
部活ノートを書く目的
「そもそもなんで部活ノートを書かなきゃいけないの?」と思っている方は少なくないでしょう。
そんなあなたに部活ノートを書くべき理由を2つ紹介します。
結果だけではなく過程を記録するため
ひとつ目の理由は、練習で取り組んだことの過程を記録するためです。
みなさん、毎日の練習や大会が終わったあとに覚えていることって何ですか?
自分が今日うまくいったシーンや、試合の勝ち負けしか覚えていないということはありませんか?
もちろん、結果を覚えておくことはとても大切なことです。しかし結果を覚えていることは、次回以降の練習につながるでしょうか?
自分の良かったことも悪かったことも次の練習に生かすためには、何を考えて練習に参加し、どう取り組んだかを部活ノートに記録することがとても大切です!
思考を言語化するため
ふたつ目の理由は、皆さんの考えていることを言語化するためです。
「言語化」と聞くと難しく聞こえますが、簡単に言うと考えていることを文章にして書くということです。
言語化することによって、自分の今の状態や考えていることを客観的に見ることができます。
練習中に感じた、
「今日はなんとなく、いつもより調子が悪い気がする」
「いつもよりシュートが入らないなぁ・・・」
といった自分の状況をそう感じた理由と一緒に部活ノートに書き出すことで、今自分がなぜ、いつもより調子が悪いのかを客観的に把握することができます。
これができれば、いつもより調子が悪いことによる漠然とした不安を感じることなく、自分の向き合うべきポイントが見えてきます!
部活ノートに書く内容
ここからは、実際に皆さんが部活ノートに書く内容を紹介します!
自分の成長につながる部活ノートを書くためには、4つの項目に沿って振り返りを行う必要があります。
①活動内容
まずは、その日自分が取り組んだ内容を書きます。
ここでは後から何をしたか思い出せるように、できるだけ具体的に書くことを意識しましょう。
よくない例✕
ランニング、試合
よい例〇
ランニング 30分×2本
3×3の試合 40分
②目的意識
ふたつ目の項目は目的意識、つまりどのような目的をもって練習・試合に臨んだかを書きます。
具体的には、2つのことを意識して書いてみましょう。
- その日の練習や試合にどのような狙いをもって取り組んだか
- 1で書いた狙いの背景や理由
この項目を埋めるためには、あらかじめ目的・狙いを設定してから練習に取り組む必要があります。
目的意識がはっきりすると、練習中に意識するポイントが明確になります。
例えば、皆さんがマラソンを走るときには、「どれくらいのペースで走るか」、「何分を目標にして走るか」などを考えながら走りますよね。
ですが、ゴールがわからない・何キロ走ればいいかわからないマラソンだったらどうでしょうか?
走るペースがわからず、なんとなく走って途中でばててしまうかもしれません。
そこで日々の練習においても「なんとなくやった結果うまくいかなかった」を避けるためにも、
自分で立てた目標から逆算して、練習の中での「狙い」を意識してみてください!
よくない例✕
昨日より頑張る
よい例〇
昨日のシュート成功率がいつもより低かった。そのため、今日の練習ではひじの角度を変えながら自分のシュートフォームを修正する。
③気づき・学び
3つ目の項目では、練習の中で発見したこと・新しく学んだことを書きます。具体的には、2つのことを意識しながら書きましょう。
- 練習を通して発見したこと
- 良かったこと/悪かったこと
人間は忘れる生き物です。
エビングハウスの忘却曲線によると、なんと人は一日で74%のことを忘れてしまうようです💦
つまり、練習中に感じた
「これうまくいった!」や「もうちょっと足を上げると早く走れそう!」
みたいな大切な気づき・学びも、次の日には半分以上忘れる可能性があるということです。
皆さんもこんな経験ありませんか?
「この前偶然よいシュートが打ててなんとなくコツをつかんだ気がしたけど、土日をはさんだら忘れてしまった」
少し前までできていたことがただ忘れたことが原因でできなくなってしまうのは、すごくもったいないですよね。
こんなことをなくすためにも、
どんなに些細なことでもよいので、何か気が付いたことがあればメモを残すぐらいの気持ちで書いてみましょう!
④次に向けて
最後に書いて欲しいことは、「次に向けて」です。
明日の練習に向けた短期的なものでも、今後どうするかといった長期的なものでもよいです。
今日の練習を踏まえて、次自分が何をすべきなのかを具体的に書いてください。
実際には、この2つのことを意識しながら書きます。
- 今後意識すること
- 改善したいこと
ここで書いた内容は、次回書く部活ノートの「①目的意識」の項目になります。
つまり、この「次に向けて」までの項目が書けると、皆さんは自然とPDCAを実行できるようになり、今よりもずっと質の高い学びが得られるはずです!
よくない例✕
明日はチームをもっと盛り上げる
よい例〇
今日の練習では、チームの声があまり出ていなかったので、明日以降は自分からチームメイトひとりひとりに最低1回は声をかけるようにする
部活ノートを書くときに意識するポイント2つ
ここまで皆さんに書いて欲しい4つの項目を紹介しましたが、明日から実践できそうですか?
最後に今後部活ノートを書くにあたって、皆さんに意識して欲しいポイントを2つ紹介します。
練習後すぐに書く
先ほども紹介したように、人間はどんなに大切なことであっても忘れてしまう生き物です。
せっかく練習中に気づいたこと・感じたことがあっても簡単に忘れてしまいます。
それを防ぐためにも、練習が終わったらすぐに部活ノートを書く習慣をつけましょう。
もちろん、練習で疲れて早く休みたい気持ちもわかります。
ですが!そこをなんとか踏ん張ってください!
練習の帰り道のほんの少しの時間で大丈夫です。今日の自分を振り返る時間を作ってみてください。
量より質を意識
次に、まず最初は書く量ではなく書く内容にこだわって書いてみてください。
振り返りと聞くと、
「たくさん書かなきゃいけないからめんどくさい」
と思う方は少なくないでしょう。
実際に自分が中高生のときも振り返りの時は真っ白な紙を埋める必要があり、あまり書きたくありませんでした。
ですが、今回紹介した部活ノートにたくさんの文量は必要ありません。
まずは、1文、2文でもいいので、時間をかけて考えて書くことを意識してみてください。慣れてくると、自然と文量も増えてきます。
まとめ
明日から部活ノートを書くときには、最低限この4つのことを意識しながら書きましょう!
- 活動内容
- 目的意識
- 気づき・学び
- 次に向けて
最初は毎日記録するのは大変で、めんどくさいと感じるかもしれません。
ですが毎日コツコツ続けていけば練習に取り組む姿勢が変わり、成長スピードが一気に上がるはずです!
先生にも内容を褒められるかもしれませんね!
自分の活動を振り返って考える能力は中学校・高校を卒業した後の大学生活、そして社会人にとってもとても重要なものになります。
明日からこの4つの項目を意識しながら、部活ノートを書いてみてください!
実はスマホで書ける部活ノートがある!?
多くの学校では、紙のノートを使って部活ノートを書くのが一般的だと思います。
しかし、紙のノートだとこんなことがよくあると思います。
「紙に書くのがめんどくさい」
「毎朝先生に提出しに行くのが大変」
「先生が本当に見てくれているかわからない」
しかし、今の時代それがすべて解決できるアプリの部活ノートがあるんです!
それが、「部活アプリ」
全国約12,000校の学校との取り引き実績があるアスフィール(株)が出しているアプリで、
部活ノートをアプリ上で書けるだけではなく、書いたノートを顧問の先生含めたチームメイトに共有できます。
さらに、スケジュールの共有ができたり、チャット機能がついていたりと部活に必要な機能がつまったアプリになっています。
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- アプリを使って部活の記録を残してみたい!と思っている生徒
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